心の問題と向き合うためにカウンセラーの力を借りたい。でもカウンセリングって高くて厳しい
ストレスや心の不安を抱える人々にとって、カウンセリングは心のケアをするための有効な手段ですが、費用の面で不安を抱える方も少なくありません。
日本の心理カウンセリングの相場は、1回あたり5,000円から10,000円程度です。
ただし、カウンセラーの資格や経験、専門分野によって料金は異なります。
また、カウンセリングを受ける時間や回数によっても料金は変わってきます。
しかし、お金がないからといって心配する必要はありません。
日本には無料または低コストで受けられるカウンセリングのオプションが存在します。
この記事では、心のケアが必要な人、カウンセリングを受けたいけどお金がなくて困っている人に向けて、「カウンセリングを受けたいけどお金がない」時の対処法、お金をかけずにカウンセリングを受ける方法をご紹介します。
1. 公的機関での無料相談を利用する

日本には、地方自治体や健康福祉センター、保健センターなどが無料の相談窓口を提供しています。
専門のカウンセラーがカウンセリングを行い、心の悩みやストレスに対してサポートしてくれます。
各都道府県には、こころの健康に関する相談を受け付けている「こころの健康相談統一ダイヤル」があります。
公的な健康相談窓口の入り口として開設されていますので、まずはこちらに連絡し、相談してみてください。
相談内容に応じて、適切な関係機関、相談機関を紹介してくれます。その他、いくつかの無料相談窓口を以下にまとめます。
- まもろうよこころ│厚生労働省
ニーズに合った相談窓口がいくつかまとめられています。 - あなたのいばしょ│特定非営利活動法人あなたのいばしょ
無料・匿名で利用できるチャット相談窓口です。 - こころのほっとチャット│東京メンタルヘルス・ スクエア
LINEやTwitter、FacebookなどのSNSで相談できるサービスです。SNS相談の専門カウンセラーが対応してくれます。 - 生きづらびっと│NPO法人自殺対策支援センターライフリンク
つらいお悩みを幅広く受け入れてくれるSNS相談窓口です。 
また、職場のお悩みに特化した無料相談先も以下にまとめます。
職場に相談できる人がいない場合や、専門家の意見を得たい時などに活用しましょう。
- 総合労働相談コーナー│厚生労働省
各都道府県労働局、労働基準監督署内に設置している職場のトラブルに関するご相談や、解決のための窓口。職場のあらゆる悩みの相談を無料で受け付けています。 - 労働条件相談ほっとライン│厚生労働省
労働基準関係法令に関する問題について、専門知識を持つ相談員が相談を受け付けてくれる窓口です。 - 働く人の悩みホットライン│日本産業カウンセラー協会
職場の悩みを始め、家族や家計など、働く上でのさまざまなお悩みを受け付けています。無料の電話相談となっています。 
SNS相談の場合は、相談できるまでに待ち時間がありますので、ご注意ください。
2. 格安のオンラインカウンセリングサービスを利用する

格安のオンラインカウンセリングサービスは、予算に制約のある人にとって魅力的な選択肢となっています。
このサービスを利用することによって、カウンセラーの選択肢が広がり、自分に合ったカウンセラーを見つけることができたりします。
また、セッションの予約やスケジュールが柔軟に調整できる場合がありますので、自分の都合に合ったタイミングでカウンセリングを受けることができます。
ただし、カウンセリングプラットフォームの信頼性やカウンセラーの資格を確認することも重要です。
予算に制約がある人や遠隔地に住んでいる人にとって、手軽でアクセスしやすい心のサポートもぜひ検討してみてください。
格安でおすすめのオンラインカウンセリングサービスは次の通りです。
1. 専門資格カウンセラーにいつでも相談できる【メザニン】

「メザニン」は、365日いつでもオンラインで専門の心理カウンセラーに相談できるサービスです。
臨床心理士・公認心理師・精神保健福祉士・EAPメンタルヘルスカウンセラー(eMC)など、すべてのカウンセラーが国家資格や専門資格を保有しており、安心して質の高いカウンセリングを受けられます。
仕事や人間関係、家庭や心の悩みなど、幅広い相談に対応しており、20代から50代までの男女に利用されています。
料金は1回50分5,599円〜と明確で、予約枠が空いていれば当日でも相談可能。今すぐに誰かに話を聞いてほしいという時にも頼りになるサービスです。
さらに現在は、無料会員登録をするだけで 50分のカウンセリングに使える3,000円相当のポイント をプレゼント中。
初めての方には 20分の無料相談 も用意されているため、気軽に試すことができます。
「カウンセラーをどう選べばいいかわからない」「とにかく今の気持ちを整理したい」という方におすすめです。
今すぐ「メザニン」で、自分に合ったカウンセリングを体験してみてください。
2. 公認心理師のみが登録!安心のオンライン心理カウンセリング【Kimochi】

「Kimochi」は、公認心理師だけがカウンセラーとして在籍する、信頼性の高いオンライン心理カウンセリングサービスです。
国家資格を持つ専門家が対応してくれるため、初めての方でも安心して心の悩みを打ち明けられます。
恋愛や職場での人間関係、子育てや家庭の不安、自己肯定感の低さなど、幅広いテーマに対応しており、年齢やライフステージごとに変化する悩みに寄り添います。
特に20代〜40代の女性から多く支持されており、忙しい毎日の中でも自宅から手軽に相談できるのが大きな魅力です。
相談方法は、ビデオ通話・チャットの両方から選べるため、生活スタイルに合わせて利用可能。通勤の合間や寝る前に気軽にチャットで気持ちを整理したり、休日にじっくりビデオカウンセリングを受けたりと、自由なスタイルで心のケアを取り入れることができます。
さらに今なら、通常1万円以上かかるカウンセリングが 初月30%OFFキャンペーン でお得に体験可能。
2,980円から始められるため、「一度試してみたい」という方にとっても利用しやすいタイミングです。
自分の気持ちを整理し、少しでも前向きになりたい方は、ぜひ「Kimochi」のカウンセリングを体験してみてください。
3. 病院のカウンセリングサービスを利用する

病院に心理カウンセラーが常駐している場合、カウンセリングを安く受けられる場合があります。
病院でカウンセリングを受けるいくつかのメリットは以下の通りです。
- 心理学やカウンセリングに関する専門知識を持つプロフェッショナルです。医療機関としての厳格な基準をクリアしており、信頼性と品質が保証されています。
 - さまざまな心の問題や症状に対応できるように訓練されています。うつ症状、不安障害、ストレス、トラウマなど、個々のニーズに適切なアプローチで対応してくれます。
 - 他の医療スタッフとの連携がしやすいため、統合的なケアが提供されます。必要に応じて医師や精神科医との協力が行われ、より包括的なサポートが期待できます。
 - 病院の心理カウンセリングは、専門のカウンセリングルームや設備を備えた安心の医療環境で行われます。プライバシーと個人情報の保護が徹底されており、心の内を打ち明けやすい環境が整えられています。
 
一部の病院のカウンセリングサービスは、健康保険適用となる場合があります。
健康保険が適用される場合、自己負担額が削減されるため、経済的な負担が軽減されます。
もし、通院している心療内科・精神科があれば、医師に相談してみるのもよいでしょう。
また、近くの病院に問い合わせて、カウンセラーが常駐しているか、保険適用できる可能性はあるかを相談することもできます。
さらに、自立支援医療と組み合わせることで、大きく費用を抑えることができます。
自立支援医療とは?
自立支援医療とは、日本の健康保険制度において、心身の障害を持つ方や慢性的な疾患を抱える方々に対して提供される医療サービスの一つです。
自立支援医療は、通常の診療や治療が不十分な場合に、より継続的なサポートやリハビリテーションを必要とする患者に対して提供されます。
患者が受ける医療やリハビリテーションの費用は、国や地方自治体が定める給付限度額(負担上限額)に応じて計算されます。
給付限度額に達した時点で、その年の残りの期間は医療費の自己負担がなくなり、それ以降の医療サービスは無料となります。
申請は役所の保健福祉部福祉局障がい者保健福祉課で行います。
通院している病院での診断書が必要になります。
【一緒に読みたい記事】
通院しながらカウンセリングを受けることができれば、保険適用で安く受けられる可能性があるのや。
心身の悩みは長期的な治療になる場合があるため、自立支援医療制度も活用すると、より負担を減らすことができるのや。
まとめ │ お金がなくても専門家に相談できる手段は存在する
お金の制約があるからといって、心のケアを諦める必要はありません。
カウンセリングを受けたいけれどお金がない時にも、手軽に心のサポートを得る方法があります。
公的機関や無料相談サービスを活用することで、専門のカウンセラーに相談することができます。
また、近年はオンラインカウンセリングが広がっており、インターネットを通じて手軽に心のケアを受けることができます。
地域や予算に制約のある人でも、遠隔地にいても、心のサポートを受けるチャンスが広がっています。
お金がないからといって、心の健康を犠牲にする必要はありません。
自分に合った方法を見つけ、心のケアを受けることで、より豊かな日々を過ごせることを願っています。
心のサポートが誰にでも届けられる社会を目指して、一歩を踏み出してみましょう。

私は機能不全家族のもとに育ち、人との関わりにストレスを感じやすく、常に体調不良を抱えるような「生きづらさ」を経験してきました。その経験からメンタルヘルスに強く関心を持ち、同じように苦しむ人の役に立ちたいと考えるようになりました。
最初の取り組みは「心地よさ」をテーマにした天然竹ヘアブラシの販売。そこから歩みを進め、現在は feevera(フィーヴェラ) という、生きづらさを抱える人に向けてセルフケアを届けるブランドを運営しています。
心理カウンセラー資格を活かしながら、
五感にやさしいセルフケア
心がふっと軽くなる生き方のヒント
繊細さを否定しない暮らしの提案
を発信し、少しでも「安心できる時間」を届けられるよう活動しています。








