最終更新日:2026.04.16
心の問題と向き合うためにカウンセラーの力を借りたい。でもカウンセリングって高くて厳しい
「カウンセリングに行きたい」と思ったとき、最初にぶつかるのがお金の問題だったりする。
1回5,000円〜10,000円。
月に数回通えば、それだけで数万円が消える。 生活費がギリギリの状況では、その数字を見ただけで検索を閉じてしまうことも少なくない。
カウンセリングは「お金に余裕がある人のもの」じゃない。
けれど、現実として費用の壁は存在する。 だからこそ、「受けたくても受けられない」まま、しんどさだけが積み重なっていく。
カウンセリングの料金がなぜ高いかというと、民間のカウンセラーは保険適用外がほとんどで、1時間前後の個別対応に対して全額自己負担になるためだ。 一方で、同じ「話を聞いてもらう」ことでも、公的機関や自治体のサービスを使えば、無料または数百円から受けられる窓口が存在する。
つまり、お金がないからカウンセリングをあきらめる必要はない。 選択肢を知っているかどうかの差で、受けられるかどうかが変わってくる。
この記事では、カウンセリングを受けたいけどお金がない状況でも使える具体的な選択肢を、種類・費用・使い方とあわせてまとめた。
公的機関での無料相談を利用する

お金をかけずに話を聞いてもらえる場所は、意外と身近にある。
地方自治体や保健センター、健康福祉センターには、無料で使える心の相談窓口が設けられている。 民間のカウンセリングルームとは違い、予算や資格の条件がないまま使い始められるのが特徴で、「とりあえず誰かに話したい」という段階でも入りやすい。
まず入口として使えるのが「こころの健康相談統一ダイヤル」。
各都道府県が設置している公的な窓口で、相談内容に応じて適切な機関を案内してもらえる。 どこに連絡すればいいかわからないとき、最初の一歩として機能しやすい。
その他、以下の相談窓口も無料で使える。
- まもろうよこころ│厚生労働省
ニーズ別に相談先がまとめられている総合案内 - あなたのいばしょ│特定非営利活動法人あなたのいばしょ
無料・匿名で使えるチャット相談。NPO法人が運営 - こころのほっとチャット│東京メンタルヘルス・ スクエア
LINE・Twitter・FacebookなどSNSで相談できる。専門カウンセラーが対応 - 生きづらびっと│NPO法人自殺対策支援センターライフリンク
幅広いつらさを受け付けるSNS相談窓口
職場の悩みが中心の場合は、以下も選択肢に入る。
- 総合労働相談コーナー│厚生労働省
職場トラブル全般を無料で受け付ける。各都道府県の労働局・労働基準監督署内に設置 - 労働条件相談ほっとライン│厚生労働省
労働基準関係の問題に、専門の相談員が対応 - 働く人の悩みホットライン│日本産業カウンセラー協会
職場・家族・家計など、働く上でのあらゆる悩みを無料電話で受け付け
SNS相談は待ち時間が発生することがある。
そのため、すぐに話したい状況では電話窓口のほうがつながりやすいケースもある。
格安のオンラインカウンセリングサービスを利用する

民間のカウンセリングルームは高い。でも、オンラインに絞ると選択肢が変わってくる。
対面では1回1万円前後が相場でも、オンラインサービスなら3,000円台から使えるものがある。 移動しなくていい分、体力的なハードルも下がる。仕事終わりや、外に出られない日でも使いやすいのが実情だ。
ただ、サービスによってカウンセラーの資格や対応の質に差がある。 だからこそ、「国家資格保有者が在籍しているか」「初回無料や低価格で試せるか」を確認してから選ぶのが現実的。
1. 専門資格カウンセラーにいつでも相談できる【メザニン】

「メザニン」は、365日いつでも専門カウンセラーに相談できるオンラインサービス。
在籍するカウンセラーは全員、臨床心理士・公認心理師・精神保健福祉士・EAPメンタルヘルスカウンセラーなど国家資格または専門資格の保有者で、仕事・人間関係・家庭・心の悩みなど幅広く対応している。
料金は1回50分5,599円〜。予約枠が空いていれば当日相談も可能で、「今すぐ誰かに話したい」という状況にも対応しやすい。
無料会員登録で3,000円相当のポイントがもらえ、初回は20分の無料相談も用意されている。
「カウンセラーの選び方がわからない」「とにかく今の気持ちを整理したい」という段階でも入りやすい。
2. 公認心理師のみが登録!安心のオンライン心理カウンセリング【Kimochi】

「Kimochi」は、公認心理師だけが在籍するオンラインカウンセリングサービス。
国家資格を持つ専門家のみに絞っているため、「どのカウンセラーに当たるかわからない」という不安が少ない。 恋愛・職場の人間関係・子育て・自己肯定感の低さなど、20〜40代が抱えやすいテーマに対応している。
相談方法はビデオ通話とチャットから選べる。寝る前に少しチャットで気持ちを整理する、という使い方もできる。
現在は初月30%OFFキャンペーン中で、2,980円から始められる。
病院のカウンセリングサービスを利用する

オンラインではなく、病院でカウンセリングを受けるという選択肢もある。
心療内科・精神科に心理カウンセラーが常駐している場合、保険適用でカウンセリングを受けられるケースがある。 民間サービスと比べて1回あたりの費用が大きく下がる可能性があり、すでに通院中であれば担当医に相談するのが一番早い。
さらに、自立支援医療制度と組み合わせると、費用の負担をより抑えられる。
自立支援医療とは、継続的な治療やリハビリが必要な人に対して、医療費の自己負担を軽減する制度のこと。 収入に応じた負担上限額が設定され、上限に達した月以降は自己負担がなくなる仕組みになっている。 申請は居住地の役所(保健福祉部・障がい者保健福祉課など)で行い、通院先の診断書が必要になる。
心の悩みは、短期で終わらないことも多い。そのため、長く通い続けることを前提に制度を使うのは、現実的な判断だ。
まとめ │ お金がなくても、専門家に話を聞いてもらえる
「カウンセリング お金がない」で検索したなら、すでに十分しんどい状況にいる。
そこまで追い詰められながら、それでも解決策を探している。 その事実だけで、今日をなんとか生きようとしていることがわかる。
この記事で紹介した選択肢をまとめると、以下のとおりだ。
- 公的機関・無料窓口:こころの健康相談統一ダイヤル、SNS相談など、今日から無料で使える
- 格安オンラインカウンセリング:メザニン・Kimochiなど、3,000円台〜・初回無料あり
- 病院+保険適用:通院中なら主治医に相談。自立支援医療との併用で費用を大きく抑えられる
どれが合うかは、今の状況によって変わる。
「とにかく誰かに話したい今夜」なら無料のSNS相談。 「少しコストをかけてでも継続したい」ならオンラインカウンセリング。 「長期的に通うことになりそう」なら病院と制度の組み合わせが現実的だ。
お金がないことは、専門家に頼る権利を失うことじゃない。
制度もサービスも、知らないまま使われずにいるものが多い。 それを知ったうえで、使えるものを使っていい。
ひとりで抱えたまま消耗し続けなくていいように、feeveraでは生きづらさに関連する情報を継続的にまとめている。
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解決策を押しつけるつもりはありません。
状況を整理して、次の一手まで一緒に考えます。

家庭や人間関係の中で安心できず、生きづらさを抱えてきました。その経験から、心を守り整えることに目を向け、現在は feevera(フィーヴェラ)として、繊細さを否定しないセルフケアや、心が落ち着く生き方のヒントを届けています。








