feevera(フィーヴェラ)を運営しています。
人生の中でいろんな生きづらさを抱えながらも、「心地よく生きる」ことを模索してきました。
- 🌱 機能不全家族育ち
- 🌱 アダルトチルドレン・HSP・自律神経失調症・気分変調症
- 🌱 一人っ子
- 🌱 2013年 ストレスから実家を出て一人暮らしへ
- 🌱 「寝る以外仕事」で体を壊す
- 🌱 子どもを作らないと決める
- 🌱 心理カウンセラー資格を取得
- 🌱 2019年「体は資産」と気づき生きなおす
- 🌱 天然竹ヘアブラシ×心地よさの feevera を立ち上げ
- 🌱 人生アディショナルタイムを生きています
好きなもの:🚗 車 | 🍛 カツカレー | 🎵 B’z
こんな自分でもなんだかんだ生きています。
お気軽にコメントやメッセージしてくださいね。
家でも安心できなかった子ども時代

わたしは北海道の田舎に生まれました。
両親は幼いころに離婚し、父と祖父母と一緒に暮らすことになりました。
小さい頃の父は、ドライブに連れて行ってくれるような存在でした。
けれど小学6年生のころから引きこもりがちになり、冷たい態度をとるようになりました。
次第に口をきくこともなくなり、友達が家に来るときは父を隠すようにしていました。
祖母はやさしい人でしたが、過干渉で、わたしの部屋に突然入ってきたり、怒って口をきかなくなったり。
祖父は建築士で尊敬できる人でしたが、中学のころには仕事をやめてしまいました。
兄弟がいなかったわたしは、友達をたくさん作ろうとしましたが、気疲れする性格で人に怒ることはほとんどなく、周囲からは「やさしい人」と思われていました。
しかし家の中でも外でも、本当の安心感を得られる場所はなかったのです。
父の事故と進路の挫折
音楽や情報系の道に進みたい気持ちがありましたが、家庭の事情で進学は許されませんでした。
そんな高校時代、父がお酒に酔ったまま焚き火をし、片腕を失う大事故を起こしました。
詳しいことは祖母から聞かされませんでしたが、わたしにとっては大きな衝撃でした。
未来への希望が遠のき、自律神経失調症のような症状に悩まされるようになりました。
昼間の強い眠気、朝起きられない、動悸や頭痛。心も体も、限界が近づいていました。
公務員試験と心の崩壊
進路として選んだのは体力系の公務員でした。
3か月間必死に勉強し、合格を勝ち取りました。
けれど入学初日から、心と体は悲鳴を上げました。
動悸、発熱、頭痛、顔のこわばり。すべてが苦痛で「これ以上は生きられない」と感じ、逃げるようにその道を手放しました。
心療内科での体験
心も体も限界で、「もう入院したい」とさえ思っていました。
それでも「生き延びなければ」と必死に調べ、隣町の心療内科を訪ねました。
勇気を振り絞って、これまでの苦しみを必死に伝えました。
「ストレスで心臓まで壊れてしまいそうなんです。」
しかし先生の答えは冷たく、わたしの言葉を最後まで聞くことなく言い放ちました。
「それはただの挫折だよ。とりあえずセイコーマートで働きなさい。」
その瞬間、心が折れました。
あれほど勇気を出したのに──。
苦しみも恐怖も、ただの一言で切り捨てられたのです。
それ以来、病院を信じることができなくなりました。
札幌へ出て就職 ─ 支援員としての経験

地元で就職しましたが、父が家にいるだけでストレス反応が出て半年で退職。
わたしは札幌へ出る決意をしました。
そこで出会ったのが障がい者就労支援施設の支援員という仕事でした。
送迎や現場の采配、相談業務から事務作業まで幅広く担当し、人の役に立てる実感を持てました。
やさしい同僚に恵まれましたが、どうしても苦手な相手へのストレスが体に出て、声がかすれるほどになり、最終的に退職しました。
それでも、この仕事はわたしにとって貴重な経験でした。
ビジネスへの挑戦と失敗
「自分で働き方を選びたい」と思い、輸入販売やYouTubeメディアなどに挑戦しました。
中国輸入で成果が出た時期もありましたが、在庫の失敗やトラブルも経験しました。
学んだのは、「体は資産だ」ということ。
無理をしてはビジネスも続けられない、と痛感しました。
その挑戦の中で出会ったのが、天然竹のヘアブラシ。
これが、後にfeeveraを立ち上げるきっかけになりました。
心理学との出会い
「寝る以外はすべて仕事」と思い込んでいたわたしは、やがて心理学に出会いました。
民間の心理カウンセラー資格を取得し、「人に寄り添う力を育てたい」と思うようになりました。
自分と同じように「家でも安心できなかった人」に寄り添いたい。
その思いが、今の活動につながっています。
feeveraというブランドへ

最初はヘアブラシから始まりましたが、本当に届けたいのは「安心できる時間」。
かつての自分が必要としていた「心をととのえる場所」を形にしたのが、feeveraです。
最後に
わたしは今でも「失敗作」と思ってしまう日があります。
けれど、同じように生きづらさを抱えている人に伝えたいのです。
「それでも、生きていていいんだよ」と。
がんばるより、ととのえる暮らしを。
安心できる時間を、あなたに届けたい。